お酒は腸に悪い?

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By: Ellie

一般的に、お酒(アルコール)が腸に悪いというイメージはあまりないかもしれません。胃に悪いというイメージはあるかもしれませんが。

実は、お酒は腸にも大きな影響を及ぼします。

今回は、そんなお酒と腸の関係を考えてみます。

お酒は腸まで届く

あまり知られていませんが、お酒は腸まで届きます。

もう少し細かく言うと、胃で分解・吸収しきれなかったお酒は、小腸まで運ばれて小腸で分解・吸収されます。

実はお酒は、胃ではあまり分解・吸収できません。そのため、多くが小腸で分解・吸収されることになります。

ひとによって差がありますが、お酒をたくさん飲めば飲むほど、より多くの、より濃いお酒が腸まで届くことになります。

腸への影響

小腸

小腸では、たくさんのお酒を分解・吸収していると、他の水分や電解質を吸収できなくなってしまい、いつもよりも多くの水分と電解質を大腸に排出することになります。

また、お酒は刺激物であり、小腸の回腸に密集している腸内細菌叢(腸内フローラ)を傷付けてしまいます。腸内細菌叢が傷付けられると、免疫力が低下します。

参考:腸内細菌叢のこと

大腸

お酒自体はほとんどが小腸で分解・吸収されるため、大腸まで届くことはありません。

しかし、大きな影響を受けます。

上で説明したとおり、小腸はお酒の分解・吸収で忙しいと、他の水分や電解質を分解・吸収できず、大腸に送ってきます。

いつもよりも多くの水分などが届いた大腸では、それを処理しきれずに、下痢を引き起こしてしまいます。

また、いつもよりも処理しなければならないモノが多くなった結果、炎症を引き起こしてしまうこともあります。

酒は百薬の長?

昔から、「酒は百薬の長」と言われます。

しかしこれは、程よい、適度な量を摂取した場合に限ったことです。

上に書いたように、お酒は、胃や肝臓だけではなく、腸にも影響し、体調不良の原因ともなりますので、気を付けていきたいですね。

お酒を疑ってみる

慢性的に下痢が続いたり、下血するなど調子が悪いというひとは、お酒の影響を疑ってみてはどうでしょうか。

お酒がどの程度影響するかはひとによって違います。

中には、それほどの量を飲まなくても、大きく影響を受ける体質のひともいます。

幸いなことに、一過性のものであれば、1週間程度お酒を控えることで、お酒による腸への影響はなくなります。

1週間お酒を控えたら、慢性的な下痢がピタリと止んだというひともいますので、日ごろからお酒を飲んでいるひとは、まずはお酒を疑ってみてもいいでしょう。

ただ、お酒の影響を受けやすいひとは、お酒を再開するとすぐにまた不調になることがあるので注意してください。