腸内洗浄はおすすめしません

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便秘で悩んでいるひとがよく腸内洗浄をしたいと言うのを聞くことがあります。

腸内洗浄は、一応、意味のある療法なのですがあまりおすすめしていません。

腸内洗浄ってなに?

その名のとおり、腸の中、特に大腸の中に水を注入して、腸内の不要物を洗い流すという処置です。

アメリカで流行して、日本にも入ってきました。

便秘や下痢、美容にも効果があると言われています。

日本では、ダイエットの過程で大腸内の宿便を排出するために需要があるようです。

医療機関で行われるのが一般的ですが、保険診療ではないため全額自己負担で、1万円~2万円くらいのようです。

また、専用のキットもあり、自宅で自分でもできます。

おすすめしない理由

基本的におすすめしていません。

腸内洗浄をしたいと考えるひとは、宿便をはじめとする不要物を流したいという思いがありますが、一方で、腸内細菌叢(腸内フローラ)など必要な物も流されてしまいます。一時的に宿便が排出されても、腸内細菌叢が適切な状態に戻るまでの間は、腸内はバランスがとれていない状態になり、便秘や下痢になりやすくなります。

また、水を肛門から注入するという行為そのものがカラダが予定している動きではないので、腸に非常にストレスを与えます。そのせいで余計に過敏になったりすることもあります。

水を注入する際のチューブの挿入も、直腸や結腸を傷付ける危険性があります。

腸内環境の改善を

便秘や下痢で悩むひとが、治すためにいろいろな療法に飛びつきたくなる気持ちはよく分かります。

でも、便秘や下痢を治していくのには、やはり、食生活を改善したり、それでも不十分だったら整腸剤を使ったりして、腸内環境を改善するのが最も持続的に効果があります。

安易に、危険性もある療法に目を向けずに、腸内環境改善のための取組みを続けましょう。