腸を温めて腸の冷え性を治そう

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腸の温度を知っていますか。

今回は、大腸の温度とカラダの健康の関係です。

腸の温度は

体表面の平熱よりも1℃程度高い37℃前後が、健康な状態の腸の温度と言われています。

この温度のときに、腸内の細菌の動きが最も活発となり、消化や吸収の状態が理想的になります。

また、大腸の蠕動運動が適切に行われるのも、この温度のときです。

腸の冷え性

腸の温度が下がってしまう「腸の冷え性」という状態があります。

手や足の末端が冷たくなってしまう「末端冷え性」に悩んでいる人は多いと思いますが、腸の温度が下がってしまうのが「腸の冷え性」です。

腸の温度が下がってしまうと、次のような影響が出てきます。

免疫不全

これは、腸内の細菌叢のバランスが崩れることに原因があります。

上にも書きましたが、腸内の細菌は37℃前後で最も活発に活動します。

そして、なぜか、腸の温度は、有用菌(善玉菌)の働きに大きく影響を与えます。

なぜだか分りませんが、有用菌(善玉菌)は、温度が下がると働きが鈍ってしまうのですが、有害菌(悪玉菌)の働きにはあまり影響がありません。そのため、腸の温度が下がると、有害菌の働きが優勢となってしまいのです。

腸内細菌叢のこと でも紹介しましたが、腸内細菌叢バランスが崩れると免疫不全などが起こってしまいます。

便秘

腸の冷え性で一番出てくる影響が便秘です。

温度が下がると大腸の蠕動運動が鈍くなり、便を押し出す動きが弱くなります。

特に、便秘で悩んでいる女性の多くは、腸が冷えていることを疑ってみるべきです。

腸の冷え性を治そう

意外にカラダに影響のある腸の冷え性ですが、温度を上げて治していくと免疫力も高まり、カラダ全体の健康に貢献します。

どのように治すのがいいでしょうか。

食生活や生活習慣を改善して、根本原因を治していくというのも大事なのです。

しかし、もともと、温度が下がってしまう原因がよく分かっていないということもあるので、外から温めてしまうのがてっとり早いと思います。

簡単にできてオススメなのは温湿布です。

温湿布を大腸の結腸にあたる部分、おへその下のあたりのお腹に、温湿布を貼って一晩寝るだけで、だいぶ冷えは緩和されます。

起きている時間帯は、運動や、食事による消化活動でそこそこ熱を発生させているのですが、寝ている間は熱が出ていないために冷えやすくなっています。この寝ている間の温度の下降(=冷え)を温湿布で防止すると、効果があります。カイロでもいいですが、低温やけどの心配もあるので、やはり、温湿布がいいでしょう。

直接温めてしまうほかにも、運動やマッサージなどいろいろな方法がありますが、また別の機会に。

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