腸ってどんなことをするところなの?(大腸編)

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前回は、腸ってどんなことをするところなの?(小腸編)として、栄養分を吸収するはたらきを持っている小腸のことを書きました。

今回は、小腸の次に来る大腸です。

大腸の場所

大腸は小腸の次にあります。

口から入った食べ物は、口→食道→胃→小腸→大腸という順番で流れます。

大腸は肛門につながっていて、大腸を通過した食べ物は、無事、便として排泄されます。

大腸をさらに細かく分けると

小腸と同じく、大腸もいくつかの部分に分かれます。小腸側から、盲腸、結腸、直腸です。

盲腸

盲腸は有名ですね。盲腸の先っぽにある「虫垂」が炎症を起こす「虫垂炎」は、「盲腸になる」とも言われます。

虫垂炎になったら、盲腸自体を切除してしまうのが一般的な治療法なので、盲腸はいらない部分だとも思われていました。しかし、最近の研究では、腸内細菌叢のバランスを保つ機能があることが分かってきました。

腸内細菌叢は、腸内環境改善のかなり重要な要素ですので、盲腸も大事な器官だと言えます。

結腸

結腸では、小腸から送られてきた食べ物のカスの水分を吸収し、便を作っています。また、ナトリウムなどの電解質を吸収します。

小腸で消化しきれなかったたんぱく質や炭水化物もここで分解・吸収しています。そして、本当にカスだけの便となります。

いわゆる「宿便」がたまるのはこの結腸部分です。この結腸の調子がよくないと便秘になったりします。

また、腸の中で一番がんが発症しやすいのも、この結腸です。いわゆる「大腸がん」と言えば、結腸でのがんのことです。

直腸

直腸では、結腸で作られた便を一時的にためておきます。

直腸が便でいっぱいになると、腸の一部や腹部の筋肉が収縮し、同時に肛門の筋肉が開いて便が外に押し出されます。

大腸のまとめ

小腸でだいたいの栄養分を吸収したあと、さらに栄養分を搾り取って、水分も吸収して便にして外に出すはたらきをしているのが大腸です。

小腸に比べて表面積はあまりありませんが、悪玉も含めて腸内細菌が多く、また弱い粘膜もあるので、調子が悪くなりやすい部分でもあります。

大腸の環境は、カラダの調子に大きく影響するようなので、きれいに保ちたいものです